【もやキャリイベントレポート】第2回「もやキャリクリスマス」2018.12.19.Wed.

​やー、2018年もすっかり年の瀬ですね!みなさんにとって、この1年はどんな時間でしたか?


仕事もプライベートも何かと忙しい12月ですが、「今年の“もや”は今年のうちに!」ということで、丸の内のサードプレイス3×3 Lab Futureには、今回も「自分らしく前向きな働き方を探したい」「私の抱えているこの“もや”どうしよう?」という女子が集合しました。

キャリアイベントですがカップケーキ作りまーす!


もやもやキャリアおとなカレッジ2回目は「もやキャリクリスマス」。
ま、12月ですからね。イルミネーションが輝く丸の内で眉間にしわ寄せてお悩み相談会というのもなんですから、まずはお菓子作りでもしながら仲良くなってもやもやを共有しましょうよと、前回に引き続きそんな感じのゆるっとした2時間です。

今回講師を務めるのは、もやキャリメンバーの松本美佐。12年にわたってお菓子教室&食育コミュニティ「キッチンスタジオ 横浜ミサリングファクトリー」を主宰している本職ですから、デモンストレーションの手際も教え方のわかりやすさも見事なもの。
参加した人にしかわからないのが残念なのですが、できあがったこのカップケーキもそれはそれは美味なのです。発酵バターとハチミツを使うのがポイントらしい。


「できること」が増えると自信も増える


で・す・が。このイベントの一番の目的はもちろんお菓子作り…ではなくて!

子どもからオトナまで幅広い年齢の生徒にお菓子作りを教え続けている美佐さんが、手を動かしながら伝えてくれるエピソードの数々。
例えば、学校生活になじめない引きこもりがちだった子どもが、調理技術という得意ワザを身につけたことで自己肯定感を持てるようになり、見違えるように明るくなった話だとか…に耳を傾けることで、どうやらお菓子作りは人生を変える力があるらしい?と、「もやキャリ」っぽい伏線を参加者のみなさんもこのあたりから感じはじめます。



「教室のエピソードを話しはじめたらね、みんなの目がパッって変わったの。それがすごくびっくりした」と美佐さん。やはり、参加してくれた人たちの中には「今を変えたい、自分も変わりたい」という気持ちが強くあるんだなと、感じる一幕でした。


高めのハードル設定で本性を隠せないしかけ?!



約15分のデモンストレーションを見学した後は、2人ひと組になって実習スタート。実は、ここからが今回のキモ。何度も言いますが、このイベント、お菓子作りがメインじゃないんですよ。


人って、自分のことはわかりにくいけど、他人のことはいろいろよく見える。他人の目に映る自分は、自分が思っている(思い込んでいる)自分とはぜんぜん違うかもしれない。今回のお菓子作りは、それを証明するための実験です。

15分で(プロが)作れるお菓子なので、カップケーキのレシピ自体はそんなに難しい物ではありません。でも、「周囲を汚さないようにきれいに作業するように心がけてね」とか、「時間内に終わらせるにはどうしたら良いか、作業配分も考えようね」とか、「とりあえずレシピは配らないから、デモをガン見して覚えてね」とかとか(実際にはアンチョコあり)、美佐さんから出される課題が結構ハードル高いんですよ。
作る側からすると、ちょっとマジになるしかないですよね。


​☆デモを見る真剣な眼差し☆


ここが、私たちがちょっと狙っていたところ。真剣になると繕ったり体裁を気にしたりしなくなるから。ホントの自分がさらけ出しやすいでしょ(笑)。


今回の生徒さん、もとい参加者のみなさんはなかなか優秀で、黙々と作業する組、テキパキと役割分担する組、和気あいあいと声をかけ合う組とペアごとの個性を出しつつも、制限時間内に全組焼成タイムに突入。


入れ替わりにデモで作成したケーキが焼き上がり、いい匂いが漂い始めた3×3 Lab Future。



食欲がそそられてちょーっとお腹がすいてきたけど、あと少しだけ我慢して、自分たちのケーキが焼き上がるまでの間、ワークに取り組みます。


「褒め合い」が習慣になれば世の中はもっとHappyになる


「もやキャリ」はキャリアを考えるイベントですが、キャリア理論を覚えるとか時間がかかる割にリアリティのないキャリアプランを作るといったことはしていません。
集中して手を動かしたり、人の話を聞いて共感したり、体を動かしてリラックスしたりすることで心を解放し、オープンになったところでするっと出てくる言葉やホンネに、自分自身が驚いたり感動したり気づきを得たりして、自分の本質を取り戻し、もやもやとうまくつきあうヒントを持って帰る、ということをテーマにしています。

だから、ワークといってもこちらから投げかけた問いは、もう本当にシンプルなこと。

① 「お菓子作りの作業をしていて、どんな自分への気づきがありましたか?」
② 「ペアになったパートナーに、気づいたこと感じたことはどんなこと?」
③ 「パートナーから言われた言葉に対して、どんなことを感じましたか?」

いったん集中していた気持ちを「無事に焼成までたどり着いた!」という達成感が開放してくれたせいか、みなさん、晴れ晴れとした表情でいろいろなコメントを口にしてくれました。中でも多かったのは、ペアのパートナーに対するポジティブな印象。



「さりげなくリードしてくれたおかげで流れるように作業できて気持ちよかった」
「ときどき、ヒソッと褒めてくれるんです。それがうれしかった」
「黙々と作業していたのに、会話がなくても連帯感が感じられて心強かった」
「自営だから1人で作業することが多いのでチームって良いなと改めて思った」

……などなど、それを言われた相方は、「えー、そんなこと意識したことなかった」「むしろ苦手だと思っていたことを褒められた」とビックリしたり、照れ照れになったり。
人のことをポジティブに見れるって、なんだかとてもステキで平和です。言った方も言われた方も、ちょっと照れるけど間違いなく良い気分になれるんですよね。そういう印象を持った相手となら、これからも良い関係を築いていける可能性も高くなります。



ポジティブな自分像を否定しない。受け入れれば“もや”ともうまくつきあえる


「私なんて、良いところがないんです」なんて言う方が少なくないですが、相手の良い面を発見できる、そういうマインドがあること自体すでに立派な長所です。
褒められて「いえ、そんなことないですっ」と言いがちな奥ゆかしい方も多いですが、「そっか、私ってそういうところもあるんだね。気づかせてくれてありがとう!」って、素直に受け入れられるようになったらきっと人生はもっと変わる気がします。


シェアが終わったところでちょうどケーキも焼き上がり、​パートナーと記念撮影。みんないい笑顔!!



この後はちょっぴりアルコールも楽しみながらもやキャリクリパ! 



テーブルは華やかですが、話はどんどんディープな方に。もやもやしていること、将来への不安や悩みなどももちろん打ち明け合いましたが、一人ひとりがこれまでのキャリアストーリーを語ったり、どんなマインドで仕事に向き合っているかを共有したり、深いながらもそれぞれがそれぞれからパワーをもらえるような、前向きな時間になったなぁと感じました。
ゆるいけど、ちゃんとキャリアイベントじゃん!と自画自賛するワタクシたち。参加者のみなさん、ありがとうございました。



2019年も「もやキャリ」をよろしくお願いします


2018年は、「こんなことをしたいな」「こんな人たちの助けになりたいな」とメンバーそれぞれが考えていたことを実現する機会が到来し、「もやキャリ」という形で発進できた記念すべき年となりました。
引き続きもやキャリイベントを開催するほか、来年はもっと気軽に働くことやもやもやについて話ができる場作りに向けて準備も行っています。
どうぞ、来年ももやもやキャリアおとなカレッジをよろしくお願いします!

次回は 1月16日(水)

新年らしく、すごろくを使って人生の宝物を発掘します。
ビジュアルは地味ですが、これ、かなり盛り上がりますのでぜひいらしてください。効能としては、1年の目標が見つかる、自分の軸がしっかりと定まる、人生がいとおしくなって感謝の気持ちが生まれるなどなど、計り知れません(笑)


では、みなさま良いお年をお迎えください!

(Writing 阿部志穂)